Moleskine Passion Series

Moleskine)というノートをご存知だろうか。この商品は、そのシンプルな形が好きで、ここ4年ほど愛用している。特に、ダイアリーと、ポケットサイズのノートは、外出時の必携品となっている。ポケットサイズのノートには、思いついた発想をできる限り詳しく書いている。後で読み返すと、自分がその時に何を考えていたのかが解って興味深いし、思考の変遷は自分の成長の痕跡のようで面白い。

先日、MoleskineからPassion(http://www.moleskine.co.jp/Online-Shop/Passions)というシリーズが発表された。Moleskineのホームページには、次のような説明が掲載されている。

レシピ、ワイン、ブック、フィルム、ミュージック、ウェルネス
あなたが情熱をもって取り組んでいることへの情報、メモ書き、切り抜き、ひらめきのすべてを記録し、整理するための1冊。

この中で、「ブック」という商品に注目している。

Moleskine Passion Journal - Book, Large, Hard Cover (5 x 8.25) (Passion Book Series)

Moleskine Passion Journal - Book, Large, Hard Cover (5 x 8.25) (Passion Book Series)


cf. MojoLondon: Moleskine Book Journal Passions Collection

この商品に注目する理由のひとつは、研究に際して、先行研究を整理するツールが欲しいと思っていたこと。一般に、先行研究は、情報カードや、コンピュータを利用して整理する方が効率が良い。しかし、そういったツールを利用して作り上げた成果は、あまり記憶に残らない。一方、前述したポケットサイズのノートに記述した内容は、それを書いた当時の自分の心理状況まで思い出すことができる。つまり、愛着のある手帳(=見返したくなる手帳)に筆記することで、記憶にも残りやすいのではないかな、と思った次第。
ただし、その問題点は、コンピュータで論文を書く際にコピー&ペーストができないこと。コンピュータと手帳の両方に同じような記述をするのは二度手間であるようにも思うが、ひとまず、使ってみようと思っている。