ビルマVJ 消された革命

久方ぶりの更新です。

三月初旬から、博士論文の執筆を本格的に始めたため、なかなかブログを更新する余裕がありませんでした。そんな中、久方ぶりの更新に踏み切ったのは、この映画を紹介するためです。
http://burmavj.jp/index.html

2007年9月、フリージャーナリストの長井健司氏は、ミヤンマー(ビルマ)で起きたデモを取材中、狙撃され亡くなりました。日本では、一時期、この事件が衝撃を持って報道されましたが、二年半も経つと、事件が風化してしまったように思います。

当時の日本では、永井氏の死を中心に報道が為されましたが、このデモ自体も忘れてはいけない出来事だと思います。このデモでは、仏教僧も数多く参加していました。仏教国であるミヤンマーにおいて、僧侶の社会的影響力は非常に大きいと聞きます。つまり、このデモに僧侶が多数参加したのは、軍事政権の政策に国民が憤っていることの現われであるのです。

この映画は、閉ざされた国ミヤンマーの実態を知る上で、貴重なものだと思うので、是非、見に行こうと思っています。皆さんも是非ご覧ください!

上映映画間は、下記リンクをご覧ください。
http://www.burmavj.jp/theater.html
京都では、KOKON KARASUMAの京都シネマで上映されるようです。