Lenovo Ideapad s10-3tレビュー Part I

Lenovoのモニタキャンペーンに当選した。モニタを実施するのは、Ideapad s10-3tというPC。今をときめくNetbook、あるいはUMPCと呼ばれるジャンルに属するPCなのだが、その特徴としては、Windows7のマルチタッチ機能に依拠したタブレット型のPCであるという点にある。

基本的なスペックは、一般的なNetbookと変わらない。詳細は、下記リンクよりpdfデータを取得して確認していただきたい。

モニタ当選のお知らせは、GW直前に届いたのだが、ハードが届いたのは、GWも明けた5月9日(日)だった。早速中身を確認すると、驚くほどシンプル。

中身を出して、並べてみる。

s10-3tは、標準で6セルバッテリを搭載している。そのため、省エネモードで利用すれば9時間程度の利用が可能。本体だけならば、スマートな印象。


しかし、バッテリを搭載すると、見た目も重さもヘビーになる。外出先で長時間PCを利用する人には向いている。個人的には、学会などでメモを取ったり、軽めの編集作業をするのに有効だと思っている。

次に、カバーを持ち上げてキーボードピッチの確認。

文字入力や数字入力に利用するキーのピッチは、かなり大きく打ちやすい。しかし、\マークやチルダ、ハイフネーションを入力するキーは、極めて小さい。LaTeXを利用する際に、これらのキーを頻繁に押すことになるのだが、ちょっと使いにくい気もする。

ただし、NetbookLaTeXを利用しなければならないシチュエーションは、学会前夜にレジュメが出来ていない場合などに限られるだろうし、そういった最悪の状態にならないように日々心がけることで解決する・・・はず。

今回のレビューの最後は、メモリの換装について。

s10-3tは、デフォルトで1GBのメモリを搭載しているが、2GBまでをカバーしている。メモリが多くて困ることはないので、迷わず2GBへの換装を試みる。

s10-3tのメモリポートは一口。そのため、デフォルトで搭載されている1GBメモリを取り外し、2GBのメモリを差し込むことになる。エコロジーの観点から見れば、ポートを二口にするか、デフォルトで2GBを積んでしまった方が良いのではないか、と思うのだが、大人の事情があるのだろう。

s10-3tは、その背面のネジを外すことで簡単にメモリにアクセスすることが出来る。

写真左側がHDDで、右側にメモリが搭載されている。

正直、シールの貼り方が雑で、引火したりしないのか?と心配になる。まぁ、大丈夫なのでしょう!換装後、OSを起動させて確認したところ、ちゃんと2GBのメモリを認識していた。一安心。