研究序論

1月6日に京都に帰京する予定。それまでの間は、基本的に自分の研究をしないでおこうと思っている。その理由は簡単で、一度、専門領域という重箱の隅を突き始めると、大局を見失いかねないからである。だからといって、研究そのものから離れることはできないので、新年からは、ひとまず自分の研究方法を見直す作業を行っている。

このように言えば、何だか大それたことをしているように聞こえるかもしれないが、実際にやっている作業は極めて単純なものだ。自分が良いと思う論文(書籍)を読み、その方法論を吸収する。

現在、読み進めている論文(書籍)は、次のもの。

涅槃経の研究―大乗経典の研究方法試論

涅槃経の研究―大乗経典の研究方法試論

学位請求論文は、基本的に、この書籍を真似ながら書いていこうと思っている。